WE ARE TOKYO BAY BOYS
運営方針
1 文武両道が私たちの指導の根幹です。
東京ベイボーイズが目指す文武両道とは
「文武両道」というと、学習と野球という全く異質なものを苦労して両立させること、と考えがちですが、東京ベイボーイズではそうした捉え方をしていません。むしろ、「野球があるからこそ勉強にも打ち込める」「勉強で成果を上げるためには野球が必要である」という考え方です。
勉強には好きな教科もあれば、嫌いな教科もあります。しかし、そこから逃げずに我慢してやることが、試合での粘りにつながってきます。勉強をやってもダラダラやるのであれば、その集中力は野球につながります。緩慢なプレーはここから生まれるのです。野球で集中力が持続できるチームであれば、逆に勉強にもその集中力は生きるのです。
また、たとえば数学なら、「計算」で点数が取れなかったのか、「文章題」ができなかったのか、という具合に分野別に弱点を分析しこれから「いつまでに何をしていけばいいか」という具体的な計画を練ることが大事です。
これが野球でも、打てなかった、捕れなかったなどの結果だけを振り返るのではなくて、一歩反応が遅かったのか、守備位置が悪かったのか、など細かい項目を客観的に考え、それに対処できるように計画を立てて実行していこうという意識につながるわけです。
「文武両道」とは、「文」を極めるには「武」に打ち込むことで培われた健全な体と魂が必要であり、また「武」を極めるには「文」に裏打ちされた論理的な思考が必要であるという意味だと思います。つまり、勉強と野球は常に表裏一体であるということです。頭と体が両輪となって、思いを実践する道筋と実力を身につけさせる、というのが東京ベイボーイズの指導の根幹です。
2 選手個々のスキル的なチャームポイントを生かします。
スタッフが選手の隠れた特徴を見出しても、本人が「やろう!」と同調しない限りは東京ベイボーイズでは基本的には各々守りたいポジションで練習します。 打ち方、投げ方などの動作に手を加えるときもアドバイスした新しい動作と結果傾向の因果関係を説明しながら”共に”変化を求めていきます。捕球や走塁、連係プレーに関しては精度を高めるために監督の培ってきたメソッドで一律、反復指導していきます。
3 世界から見た日本人の良き部分を伝承するそして世界で活躍できる人材へ
自己のみならず、様々なカテゴリーでより多くの人間を幸福にできるような「気遣い」「礼節」「リーダーシップ」「成長に貪欲で前向きな心」「人が嫌がる物事を率先して実行すること」「全力疾走」…スタッフも一緒になってこれらを養うことを目指します。プロになるような選手でさえ人間関係の構築がうまくいかずに夢を閉ざされてしまう例もあります。野球人生においてそのような障壁を作らないようにすることと同時に、社会に出た際にこの部分がむしろ強みとしてはたらくよう、価値の高い人材になるよう丹念に丹念に選手と接していきます。